ボイシングの基本3~ドロップ2&4とは?
ボイシングの基本3~ドロップ2&4とは?
前回に引き続き、
コードの作り方についての専門用語「ボイシング」について
さらに突っ込んだ、でも初心者でもわかりやすい解説をしていきます!
今回は、ちょっと具体的なコードの作り方のコツについて。
キーワードは「ドロップ2&4」!
前回同様、よくコードの「ボイシング」について語る時に、
必ずと言っていいほどこの「ドロップ2&4」という単語が、
セットで出てきます。
読み方としては「ドロップツーアンドフォー」と読みます。
これは意味としては、
「コードの2番目の音と4番目の音をオクターブ落としてください。」
という感じになります。
例えば、
「ド ミ ソ シ」という4和音があったら、
2番目のミと4番目シの音をオクターブ下げて
「(オクターブ下の)ミ シ (普通の)ド ソ」
というボイシングにします。
すると、普通に重ねただけだと
やぼったくておもい響きになりがちなのですが、
コードトーンの間が抜けることにより音抜けが良くなってすっきりした響きになります!
4和音以上だと、良くこのドロップ2&4を利用して、
バンド全体の響きを良くするギターリストやキーボーディストが重宝されます。
和音楽器の人はもちろん、
ソロ楽器の人も覚えておくと損のないコツですよ!