名前はカッコいいけど単純な「トライアド」とは?
毎回セッション初心者向けに音楽理論を
わかりやすく解説しているこのブログ。
今回も専門用語特集。
よくセッションの現場で飛び交うけど、
初心者にはチンプンカンプンで、無意味な緊張を生んでしまう
セッション専門用語。
そんな中から今回は「トライアド」を取り上げます!
「トライアド」とトライの部分にはもともと「3つ」という意味があって、
単純に直訳してしまうと「3つの音からできている和音」のこと。
特に、音楽の世界においては、
コードが明るいか、暗いかというのが、
まず基本として大事な和音の要素となってきます。
なので、
ドミソなどの明るい3和音を「メジャートライアド」
ドミ♭ソなどの暗い3和音を「マイナートライアド」
などと、特に分けて使用することが多いです。
逆に言うと、
「トライアド」と言えばこのメジャーかマイナーのトライアドしかない!
と、まずは考えてもらっても大丈夫。
トライアドなんて横文字でカッコよく言ってますが、
結局は一番単純な和音である3和音のこと。
言葉の響きにやられて、パニックに陥ったりしないように、
初心者はしっかり頭に入れておいてくださいね。