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斉藤彰広
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【知っとけ理論】コードネームの書き方のローカルルール2~オルタードテンション

毎回セッション的な視点から、
初心者向けに分かりやすく音楽理論を解説しているこのブログ。

今回は「コードネームの書き方」の第2弾!
【オルタードテンションとナチュラルテンション】を特集します!

※まず「オルタードテンションとナチュラルテンションの違い」
がわからない人はこちら参照。

コードネームの右上に書いてある
9とか、11とか13とかの謎の数字。

簡単に言うと、この数字に
♯や♭が付いていなければナチュラルテンション、
♯や♭が付いていればオルタードテンションになります!

そして、アドリブセッションで使われる譜面では、
これらのテンションの数字も
ピアノやギターなどのコード楽器奏者が、
自由に選択していいため、ほとんど詳しく書かれていない
リードシートという簡易譜面が出てくるのが常です。

でも、♯や♭の数字が付くコードと
ナチュラルな数字のみのコードでは
一緒に演奏すると、当たり前ですが違う音なのでぶつかります!

そこで、
「細かい数字までは指定しないけど、
 オルタードかナチュラルかだけは指定しましょう。」
という文化が生まれました。

その結果、【C7(alt)】というコードの書き方のローカルルールが生まれました!

altとはもちろんオルタードの略。

この記号が付いたら、
9とか、13とかのテンションは任せますけど、
絶対に♭か♯をつけてくださいね。
という意味になります。

逆に、何もついていない場合は、
全てお任せでお願いします、という意味になります。
(何も指定がない場合は、
ナチュラルかオルタードかも含めて全てお任せという意味。
ナチュラルだけにして!という指定ではないのがミソ。)

というわけで、
もし見慣れないaltのついたコードを見たら、
ああ、♯とか♭を付けたテンションをたせって意味ね!
という風に素直に把握してください。

意外と誤解しやすいところですので、
初心者は特に要注意です!

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