【知っとけ理論】コードネームの書き方のローカルルール6~add9の本当の意味
毎回セッションの視点から、初心者に向けて音楽理論を解説しているこのブログ。
今回はコードの書き方シリーズ第5弾!
「add9」を取り上げます。
発音としては「アドナイン」なんて呼ばれます。
なぜこれをわざわざ取り上げたのかというと、
多くの人が勘違いしやすいコードNO1だからなのです!
よく、アルファベットの後に無造作に「9」
という数字が付いているコードを見たことがあると思います。
この【無造作に9】とついているのと、
【add9】という風に表記されているコードは
実は、絶妙に違います!
具体的にどう違うのかというと、
「9だけの場合は、他のテンションも混ぜてOK!」
「add9は本当に9だけ足して!」
という意味の違いがあったのです。
例えば、CM7(9)というコードは、
ド、ミ、ソ、シ、レという和音になります。
でも、Cadd9は
ド、ミ、ソ、レという和音になります。
レ以外の音も足していいのが「9」
逆にadd9は「レだけ入れてね!」
という意思表示の違いがあったのです。
細かいところですが、
知っていると混乱が少ないので、
あえて取り上げてみました。
こういう細かいポイントで
音楽全体を難しくしないように、
しっかり把握しておいてくださいね!