毎回セッション初心者向けにシンプルに音楽理論を解説しているこのブログ。
今回は久しぶりに専門用語特集!
【レイドバック】について解説していきます。
「もっとリズムをレイドバックさせて!」
なんて、言ったり言われたりしているところを
見たことはありませんか?
たまーにセッションの現場でも出てくる言葉なのですが、
正式な英語表記としては「laid-back」。
辞書的意味としては、「急がずくつろいで。リラックスして。」
となるそうです。
そして、音楽的な使い方のレイドバックもほぼ同じ意味。
「メトロノーム的にきっちりのリズムではなく、
小節をいっぱいに使って、ゆったり大きくノッて下さい!」
なんてイメージを伝える時に使います。
全体の雰囲気に対しても使われますが、
特にリズムのノリに対して使用されます。
なので、ボーカリストや、リード楽器など、
メインメロディをプレイするパートに
対して頻繁に使われます。
ドラムやベースなどのリズム楽器が
きっちりタイトにリズムを刻み、
そのうえで、リードメロディが
ゆったりレイドバックして歌っている!
そんなギャップが
気持ちのいいグルーヴを生むことが多いからです。
「レイドバック」なんて言葉を、
サラッと使えるとかっこいい(?)
なので、是非覚えておいてくださいね。
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毎回セッションの視点から、初心者に向けて音楽理論を解説しているこのブログ。
今回はコードの書き方シリーズ第9弾!
誤解しやすいテンションコード表記の代表格!
[sus4と11th」を取り上げます。
まずはじめに核心から申し上げてしまうと、
【sus4と11thは同じ音です!】
これが最大の答え。
じゃ、なんでわざわざ表記を変えてるの??
という疑問が浮かんでくると思います。
これにもスパッと答えからお伝えしてしまいましょう!
【sus4はメジャーコード,11thはマイナーコードに使います!】
初心者はまずこれを覚えてください。
少し詳細に解説すると、
例えばコードがCだとすると、
4番目の音であるドレミ「ファ」がsus4になります。
でも、このファの音は、
メジャーコードを不安定な感じの響きに変えてしまいます。
綺麗なんだけど、そのままじゃ落ち着いて終われない感じ。
なので、英語のsuspended(吊るす、宙ぶらりんにする)
という意味の単語の頭をとってsus4と呼んでいるのです!
でも、不思議なことに、
これがCmだと4番目のファの音は、
落ち着かない感じになりません。
普通にちょっとジャジーでかっこいい響きになります。
なので、マイナーは11thと普通に呼んでいるのです。
(なんで4じゃなくて11なの!?
という基本的疑問が浮かんだ人はこちらをチェック。)
というわけで、
Sus4と11thは同じ音だけど、
メジャーとマイナーで響きが変わってくるので、
あえて呼び方を変えている。
というだけのお話でした。
でも、要は4番目の音を入れればいいので、
演奏する時はシンプルに考えていきましょう!
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