【知っとけ理論】音楽専門用語の「レイドバック」とは?
毎回セッション初心者向けにシンプルに音楽理論を解説しているこのブログ。
今回は久しぶりに専門用語特集!
【レイドバック】について解説していきます。
「もっとリズムをレイドバックさせて!」
なんて、言ったり言われたりしているところを
見たことはありませんか?
たまーにセッションの現場でも出てくる言葉なのですが、
正式な英語表記としては「laid-back」。
辞書的意味としては、「急がずくつろいで。リラックスして。」
となるそうです。
そして、音楽的な使い方のレイドバックもほぼ同じ意味。
「メトロノーム的にきっちりのリズムではなく、
小節をいっぱいに使って、ゆったり大きくノッて下さい!」
なんてイメージを伝える時に使います。
全体の雰囲気に対しても使われますが、
特にリズムのノリに対して使用されます。
なので、ボーカリストや、リード楽器など、
メインメロディをプレイするパートに
対して頻繁に使われます。
ドラムやベースなどのリズム楽器が
きっちりタイトにリズムを刻み、
そのうえで、リードメロディが
ゆったりレイドバックして歌っている!
そんなギャップが
気持ちのいいグルーヴを生むことが多いからです。
「レイドバック」なんて言葉を、
サラッと使えるとかっこいい(?)
なので、是非覚えておいてくださいね。