【知っとけ理論】モチーフとは!?
毎回セッション初心者向けにシンプルに音楽理論を解説しているこのブログ。
今回も引き続き専門用語特集!
【モチーフ】について解説していきます。
モチーフとは音楽に限らず、
絵画、彫刻、建築、手芸などなど、
様々な表現の世界で使われる言葉のようです。
そして、大体どの世界でも同じような意味で使われています!
が、今回はセッションの世界における意味に限定して
お伝えしていこうと思います。
まず【モチーフ】を日本語に訳すと
『主題』なんていわれ方になることが多いようです。
その名の通り、一曲を通して
一番印象的でたびたび繰り返されるメロディやリズム、
作曲者が一番強調したい部分のことです。
ロックでは「ギターリフ」が
モチーフになっている曲が多いですし、
ラテンではピアノの「モントゥーノ」、
ファンクでは印象的な「キメ」、
ポップスでは「サビのメロディ」、
ブルースでは「コール&レスポンス」、
などなど、様々なものがモチーフになり得ます!
と言う訳で、
セッション的に一番大事なポイントは、
【どんなものでもモチーフにできる!】
という意識です。
実際は即興で簡単なモチーフを作って
それを発展させてアドリブしたり、
崩して展開したりします。
その時に、
「綺麗で印象的なメロディのみがモチーフになりえるのだ!」
なんて、固定観念に縛られていると、
話が通じなくて大恥をかくこともあるので、
是非初心者の皆さんは、セッション的モチーフの意味を、
柔軟に捉えておいてくださいね。