セッションて、社会人バンドより面白い!?
先日ジャム入門者向けの「ジャムの素講座」を開催してきました!
いつもの如く、
ジャムセッション未経験で
かつはじめて顔を合わせるメンツでドとレの2音セッションを展開してきました。
そんな中、今回は面白い感想を聞くことができたのでレポートしておきます!
「実は社会人バンドをやっていたのですが、
それが活動できなくなってセッションに興味を持ちました。
でも、こんなに楽しいなら、もっと早くセッションしておけばよかった!」
セッションを文化として普及するのが目的のこちらとしては嬉しい感想ですが、
逆に、今の日本の音楽文化というか、バンド文化の難しさに頭を抱える部分も
正直感じてしまいました。
もちろんバンドも素晴らしい音楽の楽しみ方の一つ。
でも、どうしても固定メンバーで同じ曲を何度もコピーしたり、
練習したりするので、人間関係が難しくなる。
個人個人の演奏能力やモチベーションが
バンドを続けるのに非常に大事になってきてしまうのです。
これが特に時間のない社会人バンドだと、
解散の一番のネックとなってくる問題なのでしょう。
そして、バンドがなくなってしまうと、
もう演奏を楽しむ場所がなくなってしまう…。
なかなかに寂しいものです。
でも、そんな現状だからこそ、
さらに心新たにジャムセッションを伝えていこうと決心できました!
バンドにありがちな問題を、
すべてクリアにできる可能性をセッションは持っています。
現に、この社会人バンド経験者の方は、
セッションによって、新しい音楽の楽しみ方、そして場所を手に入れられたようです!
こういう方たちを、できるだけ多く救い、
さらには、日本のバンド文化全体の向上につながるような
そんな文化を参加者たちと創り上げていけたらいいなぁ、
と、心から思ったセッション講座でした。
まだまだ、頑張っていきます!