初心者ジャムセッション講座での話。
最近になって始め、
なんで今までやらなかったんだろうという感じのコーナーを作ってみました。
名づけて、お悩みお答えコーナー!
ジャムセッションはもちろん、
音楽全般~人生の重くない悩みまで、
答えられる範囲で(笑)答える質問コーナーです。
そしたら、なかなか面白い質問が出てきました。
そんな質問タイムの中で、
特に僕が感じた事があります。
それは、「ジャムセッションに興味を持つ動機は色々あるんだなぁ。」
ということ。
ある人は、
サークルでセッションをいきなりやらされて、
なにもできなかったのが悔しくて講座にやってきた。
ある人は、
他のバンドのリハーサルでセッションをやっているのをみて、
自分達もやってみたくなって講座にやってきた。
ある人は、
作曲活動をしていたのだが、
やっているうちにもっと楽器の技術や理論を学びたくなって、
その時ジャムセッションというキーワードに興味がわいてやってきた。
ある人は、
アドリブで音楽をプレイするっていうそのこと自体に興味があり、
その仕組みが知りたくてやってきた。
などなど、人それぞれの動機があることを確認させてもらいました。
確かに、
ジャムセッションとひとくくりにしても、
いろいろな側面があるので、
様々なところから興味を持つ人がでてくるのは当然といえば当然の話。
でも、ここからがさらに面白いところで、
そういう風にいろいろな動機でやってきた人たちが、
「ジャムセッション=音でのコミュニケーションだよ!」
と、今までぼやっとしていたジャムのイメージを定義して上げると、
みんななんだか晴々とした表情になります!
これは仮説でしかないのですが、たとえば
作曲のための理論力の向上のためにジャムりたい人も、
楽器の技術アップのためにジャムりたい人も、
アドリブという様式そのものに興味があってジャムりたい人も、
自分のバンドのアンサンブル力アップのためにジャムりたい人も、
根本的なところまで掘り下げていくと、
「自由に音楽を楽しみたい!」
この原始的で根源的な欲求に行きつくのではないでしょうか!?
さらにいうと、
バンドであったり、自分の曲であったり、単純な楽器の演奏であったり、
表現したい手段は人それぞれですが、
結局はそれらの表現をとおして、
「人に何かを伝えたい!同じ気持ちを共有したい!!」
という人間として当然の欲求に動かされているのではないでしょうか!?
なんだかちょっと哲学めいてきてしまいましたが、(笑)
すんごく簡単にいうと、
「愉快な音楽仲間たちと、自由に楽しく音でコミュニケーションしたい!」
という、ものすごくシンプルで強力な動機が
講座にやってくるほぼすべての人にあるのではないか!?
と感じてしまったということなのです。
自由自在に楽器を操り、
自由自在に音で楽しいジャム仲間たちと会話できたら、
これほど楽しい世界はありません!!
表面的な動機は様々ですが、
多くの人はやっぱり「ジャム=コミュニケーション」という
この根源的コンセプトに反応しているような気がしてならない質問タイムでした!
これからもガンガン音楽的な質問、
そして答えられる範囲の軽い人生の質問にお答えし続けていこうと思っています!!
ご参加者の皆さんありがとうございました!
また楽しくジャムりながら、ガンガン上達していきましょう!!