ジャズスタンダードから踊るぽんぽこりんまで
日曜日はいつも講座~セッションまで、
フルコースでお送りしています。
そして、その中では様々な趣向のセッションが展開されるのですが、
全体通して見てみると、なんとも幅広い選曲。
ジャズスタンダードから踊るぽんぽこりん(っぽいコード進行の一部)まで、
踊れやジャムれやで大騒ぎでした!
特に特筆すべき点は、
「ジャズなどのお勉強モードに入りやすいジャンルも、
全員楽器コミュニケーションをとることで、楽しそうに盛り上がっていたこと」
そして、
「ジャズ~ハードロック~踊るぽんぽこりんまで、
どれも変わらぬテンションで、
オーディエンスが盛り上がっていたこと!」
実は、これって意外と難しいことなのです。
環境が変われば人が変わるように、
ジャンルが変われば見方、聴き方、プレイの仕方が変わります。
ジャズでは大人な感じで品よく、
ハードロックでは頭を振って、
踊るぽんぽこりんでは日曜のまったりした空気を醸し出しつつ(笑)
なんて感じで、無意識に差をつけてしまうものです。
もちろんサウンドが違うので、
こういう差が出るのは当たり前であり、自然です。
が、ジャム=楽器でのコミュニケーション!
というコンセプトを共有することによって、
どんなジャンルも同じ人間達でプレイすることができる。
そして、
そんな自由でオリジナルとは違うサウンドを
オーディエンスとして、
大いに受け止め、心から楽しむことができる。
もしかしたら、
セッションプレイヤーというのは、
テクや経験ではなく、こういう「自由な音楽観」
を持つことができるかどうかが大事なんじゃないか!?
そんなことを思わせてくれた
最近のジャムセッション講座でした。
これからもこの調子で
ガンガンジャンルの壁をぶち壊してセッションする文化を
醸造していきたいとおもいます!