【DJナイト】第3回DJナイト 〜モータウン〜 後記
今月、【モータウン】をテーマにDJナイトをやりましたが
モータウンの説明や モータウン関連の文献や映画、
そして、本編で紹介したかったけど 時間の都合上できなかったり
入手できなかった曲などをまとめて紹介したいと思います。
【モータウン】とは
1959年にベリー・ゴーディ・ジュニアによって設立された「レコードレーベル」です。
自動車産業で知られるデトロイトがその発祥の地で
その通称「Motor town」が名前の由来になっています。
モータウンはデトロイトのとあるアパートの一室から始まった
小さなレコード会社で
「完全自前による黒人大衆音楽レーベル成功」は
当時、黒人による運営ではまだ存在していませんでした。
「黒人向けのR&Bではなく、白人層にも自分たちの音楽の良さを理解して欲しい」
という思いで始まったモータウンレコードは
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのヒット曲(Shop Around)を皮切りに
ソウルミュージックやブラックミュージックを中心に据えて
ヒット曲を重ね、大型レーベルへと成長してゆきます。
全盛期の1960 ~1970年代には、同時代のビートルズに劣らない人気を得て
ポピュラー音楽の中心的流れを作ったと言えます。
モータウンサウンドは
ビートルズを筆頭とする当時のロックアーティストから
現代のポップミュージックに到るまで 大きな影響を与えて続けています。
以上、簡単に説明させて頂きましたが
さらに詳しく知りたい方は
今回のDJナイトをやるに当たって参考にした文献を
いくつか載せておきますのでよかったら参考にしてみて下さい。
<参考文献>
『モータウン、わが愛と夢』
ベリー・ゴーディー/著 吉岡 正晴/監修・訳
『モータウン・ハンドブック』
湯浅 学/編
『モータウン永遠の100曲("百曲探訪”シリーズ)』
出田 圭/監修・著 他
『ジェームス・ジェマーソン―伝説のモータウン・ベース (Bass magazine) 』
ドクターリックス /著 坂本 信 /翻訳
近年のモータウン関連の映画も紹介します。
<モータウン関連の映画>
『永遠のモータウン』(2002)
モータウン専属のハウスバンド「ファンクブラザーズ」を主役とした映画
『ドリームガールズ』(2006)
モータウンを代表する女性グループ「The Supremes」をモデルとしたミュージカル映画
続いて、本編で流せなかった曲リストです。
<モータウン>
【ABC】(Jackson5)のカバー
Low IQ 01「Rock Motown」
Maceo Parker「School's in!」
【Heat Wave】(Martha Reeves & the Vandellas)のカバー
The Jam「Live Jam」
<モータウン以外のソウルナンバー>
【Hold on I'm comin】(Sam & Dave)のカバー
Aretha Franklin「Love All The Hurt Away」
【(Sittin' on) The Dock Of The Bay】(Sam & Dave)のカバー
小野リサ「Soul & Bossa」
【Wonderful world】(Sam Cooke)のカバー
Maceo Parker「School's in!」
最後に、セットリストにも載せましたが
モータウンのカヴァーアルバムをまとめておきます。
<モータウンのカバー/トリビュートアルバム>
Michael Mcdonald『Motown』(2003)
元ドゥービーブラザーズのボーカリストによカヴァーアルバム
Nelson Super Project『Nelson Motown +』(2008)
山下達郎のライブツアーのバックバンドとして集まったミュージシャンによって結成されたバンド「Nelson Super Project」によるカヴァーアルバム
『Rock Motown』(2005)オムニバス
国内のロックアーティストによるモータウンのロックカヴァー・トリビュートアルバム