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【講座レポート】『ジャムスタンダード』マンボNo.5でジャムってみました。

先週末のスタンダード研究講座の課題曲は
ラテンミュージックの『マンボNo.5(Mambo No.5)』でした。

タイトルを知らなくても
この曲に聞き覚えのある人は多いと思います。


『マンボNo.5』はキューバ人のぺレス・プラード
1949年に発表した曲で「マンボ」の中で最も有名な曲の1つです。

「マンボ」とは

キューバの音楽形式でダンスの1スタイルです。
1930年代後半にキューバで流行していたルンバに
ジャズの要素を加える形で作られました。
(「ルンバ」とはキューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽のことで
リズム名でもあり、ダンス名でもあります。)

日本では
昭和20年代後半から30年代にかけて、マンボが大流行したようです。
現代でもTVなどで使われたりしてますね。

この曲の特徴的なところは
イントロや掛け声の部分で出てくる【キメ&ブレイク】です。

「キメ」とは
曲中に出てくるバンド全体が同じリズムやメロディを合わせる部分のことで
この曲はイントロがいきなり「キメ」から始まっています。

「ブレイク」とは
ソリスト(ソロをとっている人)以外が一定時間(主に1、2小節)全体でパッと止まることです。
その間ソリストだけの音になるので、ソリストの見せ場になる部分です。
この曲では「キメ」の直後が「ブレイク」が入っています。


この【キメ&ブレイク】はアドリブ中も毎回登場し
アドリブの中でも見せ所となります。


『マンボNo.5』はラテンしばりのセッション以外だと
あまり演奏されないかもしれませんが
この曲はコード2つのみとシンプルだし楽しい曲なので
是非レパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?

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