【セッション的練習法】一日聞き倒せる音楽ジャンルを沢山作るススメ。
「どうやったらジャズっぽいフレーズが弾けますか?」
「どうやったら、ラテンのグルーヴが出せますか?」
「どうやったら、ファンキーなリズムが出せますか?」
「どうやったら、ブルージーなソロがとれますか?」
そして、
「どうやったら音楽性の幅が広がりますか?」
この手の質問を受ける事が最近多かったので、
まとめておきます!
結論は一つ。
「一日聞き倒しても飽きない位、好きな音楽ジャンルにしちゃいましょう!」
当たり前ですが、
聞いていない事はできません。
ジャズの理論書を読破したからといって、
ジャズはできません。
ラテンのリズムを譜面で確認したからといって、
ラテンのグルーヴは出ません。
ただ16分音符を羅列しても、
ファンキーなリズムは出せません。
ブルージーな人生を送ったら、
ブルースはうまくなるかも!?(笑)
ウソウソ。(爆)
これらは、実際に話すことなく、
教科書だけで、英語を勉強しているのと同じです。
月並みな答えですが、
やはり聞き倒すしか無いのです。
でも、ただ聞き倒してもダメ!
好きにならないと、人間の中には蓄積されて行きません。
お勉強ではダメなのです。
だから、一日聞き倒せる位、好きなジャンルにしないといけません!
でも、これが意外と難しい。
自分の価値観を一度壊さないといけない。
そこで!
「ライブを沢山見に行く事!」
生で体感すると、CDではわからない、
そのジャンル独特のフィーリングや面白みが理解しやすいと思います。
一度ライブでかっこいいと思ってしまったらこちらの勝ち!!
すぐにCDで聞いてもかっこ良く聞こえる様になります。
やはり音楽は生なのだ!!!
そして最後の質問。
「音楽性の幅を広げるにはどうしたら良いですか?」
この答えも至って簡単!
「一日聞き倒せるジャンルを沢山作ればオーケー!」
大雑把に分けると、やはりそのジャンル独特の傾向、面白いポイント
というのはあります。
そのジャンル独特の面白いところ、美味しいところを、
それぞれに聞き取れる耳が作れれば、
自然と音楽性の幅は広がります。
また、面白い事に、
一日聞き倒せるジャンルが一つ、二つと増えて行くと、
段々新しいジャンルを体に入れる時間も短くなっていきます!
母国語しか喋れない人が
バイリンガル(二カ国語喋れる)になるよりも、
バイリンガルの人が
トリリンガル(三か国語喋れる)になる方が簡単と聞きます!
沢山の外国語をマスターすればするほど、
新しい言葉をマスターする時間は短くなるのです!!
やはり、音楽も言葉も耳でやるものであり、
コミュニケーションの手段として同じなのです!!!
いろんな価値観があるから楽しい人生ですが、
より、自由に音楽を楽しむ人が増えれば、
さらに音楽は楽しいものになる!!
最終的には、ジャンルの壁なんてぶっ壊して、
自由な音楽仲間が沢山出来ればいいですね。