【セッションの心構え】志村けんさんのいい話。
久しぶりにテレビを見ていたら、
ちょっといい話を聞きました。
あの有名な志村けんさんの話。
彼は伝説の「ドリフ大爆笑」という番組内で、
『か~らぁ~す~、なぜなくのぉ~』
という一世を風靡したギャグを披露していました。
(皆さん知ってる!?)
そのギャグは
まずは子供たちの間ではやり、
次に若者の間で話題になり、
お父さん、お母さんに飛び火し、
最後にようやくシルバー層にまで浸透しました。
その子供からシルバーまで
全世代に浸透するまでに約1年かかったそうです。
で、その頃には
もう本人が「かぁ~らぁ~す~」自体に飽きている。
さすがにもういいだろうということで、
そのギャグをドリフ内で披露するのを止めると、
今度はお父さん、お母さんたちから、
「どうしてあのギャグをやらないんだ!!?
うちの子供たちが寝付かなくて迷惑している!!(怒)」
という大抗議をもらって、
また仕方なくやる羽目になる始末…。
そこで志村さんは気づいたそうです!
「まずは自分が飽きない工夫をする事が大事だ!!」
これはもしかしたら
物事を極める際の真髄かもしれませんね。
何か極めたり、浸透させるには、
自分が思った以上の時間がかかる。
だから、まずは自分が、
いつも新鮮な気持ちで打ち込んでいられるような工夫を、
しっかりと凝らす。
『初心忘るべからず』
なんていうことわざも、
このことをさしているのかも知れません。
なんにせよ、
どの分野でも一流の人は、
何かしらの痛い経験をし、
体で真髄を掴み取っているもの。
志村けんさんも、
間違いなくお笑い会の一流どころ。
このエピソードを聞いて、
その理由がちょっとわかった気がしました。
僕たちセッションインストラクターも
セッションや音楽に対して、
まずは自分自身が飽きないで、
ずっと続けられるような工夫を、
謙虚に凝らして生きたいと思います!