【セッション的練習法】ルーツミュージックとリズム感の関係!?
前回の記事
「自分の芯を見つけることの大変さと重要性」は
読んでいただけましたでしょうか?
前回の記事でキーワードだった、
「音楽的な芯を見つけること」
その手がかりは【ルーツミュージック】にある!
というお話でしたので、
今回はその【ルーツミュージック】を
リズム的な特徴で分け、
徹底分析していきます。
ルーツミュージックを直訳すると、
「根っこの音楽」
これだと、いまいちよくわからないので、
まずルーツミュージックとは何なのか?
という話ですが、これは
「今のポップスの素になっているジャンル」
という定義で行きたいと思います。
ルーツミュージックと一概に言っても、
極端な話、世界の民族の数だけ、
独自の音楽体系があると考えてもいいくらいなので、
とても広くなってしまいます。
そこで、大きくざっくり分けて、
「今のポップスやロックなど流行の音楽の
おおむね素となっているジャンルを
ルーツミュージックと考える!」
というざっくりした定義にします。
そうすると大体以下の6つになります。
1ロック 2ブルース 3ファンク
4ジャズ 5ボサノバ 6ラテン
もちろん、「他にもあるだろ!」
というご指摘はあるかと思いますが、
リズム的にはこれらの6つのルーツミュージックで、
基本は全て押さえられます!
なぜかというと、
【1~3はタテノリ系のルーツミュージック】
【4~6はヨコノリ系のルーツミュージック】
【1,5,6はストレート系のルーツミュージック】
【2,3,4はハネ系のルーツミュージック】
こういう2つの対比が見えるからなのです!
【タテノリVSヨコノリ】・【ストレートVSハネ】
この2つの対比の組み合わせで、
実はリズムの特徴というのが
説明できたりしてしまうのです!
今回の記事で何が言いたいのかというと、
『6つのルーツミュージックを体得することが、
強力で柔軟なリズム感には必要不可欠!』
これが結論です!
強力なリズムを持つプレイヤー、
特にジャムマスタークラスのアドリブプレイヤーは、
知る限り100%オールジャンルプレイヤーです。
上記の6つのルーツミュージックは、
間違いなく一通りプレイし尽くしています!
この「6ルーツミュージック」の中に、
リズム・グルーヴの秘訣が隠されている!!
ここまで来ると、新たに
「音楽的な芯を見つけること」には
どうやらリズム・グルーヴが深くかかわっている
という答えも見えてきますね。
この話もまたの機会に行いましょう!
今回はここまで!