【セッションレポート】甲子園を目指すような青春!?

2011年10月30日日曜日に行われた

第3回初心者講座Lv1の様子を紹介!

今回の課題セッションは
「ランダムセレクトセッション」

もとい

「監督と一緒に甲子園を目指そうセッション」

でした(笑)

今回は
そんなオヤジ達の熱き青春の日々の記録

書き綴りますは
記録係兼万年ベンチ、背番号28番の畠山。

まず、初めてこちらの記事を読む方に向けて

初心者講座Lv1の概要ですが、
これについては
【詳しく書いた記事】がありますので
そちらをご覧ください。

またFTJS!のレッスンシステムについては
ホームページのこちらのページをご覧ください。

というわけで、
晴れてジャムデビューを迎えた方が最初に参加する講座が
初心者講座Lv1なのです。

Lv1は全6回、6種の課題セッションが設けられておりますが、
どれも難易度はほぼ同じくらい。
インストラクターのフルサポートで行います。
なので、どの回から受けてもOKなのです。

第3回のメインテーマは
「マンネリ打破」

「自分の演奏、あるいは人生や恋愛において
マンネリを感じている人はいますか?」

という斉藤氏の質問から始まる今回の講座。

「人生と恋愛に関しては自分でどうにかしてください!」
と、自分で聞いておきながら
突き放すのがお決まりのギャグとなっています(笑)

111030kouza1.jpg
マンネリしてしまう人の特徴をジェスチャーで説明している図

詳しい説明は省きますが、
結論は
【楽器を見ないようにすること!】

ちなみに、【楽器を見ない】は
FTJS!では大三原則の一つとなっています。

詳しくはこちらで解説しています。(FTJS!のHP

楽器を見ないようにするための
課題セッションが、
今回の「ランダムセレクトセッション」

なのです。

内容はシンプル
4小節ごとのソロを
指名された人がとる
という
コール&レスポンス

111030kouza2.jpg
まずは詳しく楽器を使って解説
斉藤氏:「坂下さんが次ソロとる人を指名します」という説明をしている図

解説が終わると、
休憩を挟み

いよいよセッション開始です!


111030kouza3.jpg111030kouza4.jpg

坂下さんがズバリ指令を出しています。
それに対して指名された生徒さんがソロをとっています!

坂下さんを見ていないと、
いつソロが来るか
誰がソロをとっているのか
分からない。

必然的に【楽器を見ない】状態になります!

111030kouza5.jpg
みんなで坂下さんに注目の図
誰も楽器に目が行ってませんね!

ランダムセレクトの性質上
今回はソリストは3人以上いないと成り立ちません。
(2人だとただのコール&レスポンス)


今回は人数の関係で
続けてそのまま2回やっていただくこともありました。
その時の
「○○さん、そのままでお願いします!」

が次第に
坂下さんのアドリブで
「○○さん、そのまま居残りで」
果てには
「○○さん、補修!」と何故か学生ノリに(笑)

そんな学生ノリを引き継いだまま
休憩を挟んで後半戦

毎回流れを掴んだところで
新たな条件が加わります。
今回は
「ランダムセレクト(指名)を見ている生徒さんに行ってもらう!」

でした、
つまり「監督」の登場です。


111030kouza6.jpg 111030kouza7.jpg

この、演奏に参加していない生徒さんが
ビシッと次のソリストを指名している姿

お分かりいただけるであろうか?

こんな感じで「監督制度」が導入されました。
すると、

いつもは
演奏を始める前に皆さんで
「よろしくお願いします」とお辞儀して始めるのが

今回は監督がいることによって
監督役生徒:「しまっていこうぜ!」とか「甲子園行くぞ!」とか
の掛け声にかわり
演奏者も「オス!」と大声で応えるという

なぜか
音楽スタジオの中なのに
完全に甲子園を目指す
高校野球部
のノリになり
一体感も一層増し
セッションも
異常な盛り上がりを見せました(笑)

先ほども申しあげたように今回は
2回連続で演奏する場合もあるので

「監督、次も使ってください」と頭を下げて
ボケをかます生徒さんもでて、
その卑屈な姿勢の選手に会場大うけ(笑)

それに対して
坂下さんも反応
「○○さん、居残り練習!」や「○○さん、続投!」など
と呼び方もかわり

甲子園を目指す日々(セッション)は続きました。

最終的に甲子園はいけなかったという結果で
セッションは終えたのですが、
最後に先ほどの生徒さんが

「監督、次のクールも使ってください」と頭を下げ、
オチまでつけてくれて、最後まで笑いの絶えない
抱腹絶倒なセッションとなりました!

最後はお馴染みのインストラクターによるデモ演奏タイム。
111030kouza8.jpg
アドリブ中に余裕でカメラに笑顔を送る斉藤さん。

これは楽器に目が張り付かないから出来ることですよね。


【楽器を見ない】で周りを見ることに特化した
今回の課題セッション

そこから生まれたオヤジたちの
ひと時の
One for All,All for Oneな姿勢は
もしかしたら
ひと夏の
高校球児に匹敵するかもしれません。


平成23年11月1日 
FTJS!高校3年 
背番号28番 
万年ベンチ 選手代表
畠山 勇一

FTJS!

【セッション的練習法】鼻歌のススメ~リズム強化

前回は、「『絶対リズム感』より『相対リズム感』!?」というタイトルで

相対リズム感なら誰にでも身につけられるし、
普通に音楽する上では
それがあれば十分!

という、リズム感に自信がない人に
必見のお話をしました。

では、今回は
具体的にどうやって身につけていくのか
のお話をしましょう。

まず、答えから言ってしまうと、

【リズムを鼻歌のメロディとして捉えましょう!】

これが今回の答えです。


実は、多くの「リズム感がないんです…。」
と悩んでいる人に、突っ込んで話を聞いてみると、
100%客観的にあなたはリズム感が悪い!
と診断できる人は、ほぼ100%いないのです。

ちょっと話を聞いてみると、
「サークルの先輩にリズム感が悪いと言われた…。」
「リズム感を題材にしたゲームが下手だった…。」
「譜面がパッと読めない…。」

などなど、
専門家でもない人に言われたから、とか、
リズム感とは実は全然関係ないことが
スムーズにいかなかったから、とか、
リズム感の良し悪しを客観的に判断できるような
材料を目の前に突き出されたわけではなく、

【自分で勝手になんとなくリズム感が悪いと思い込んでいる】

という人が、ほとんどなのです!

でも、音楽は良くも悪くも心と直結してしまうもの。

そう思い込んだ瞬間に、
実際にリズムは悪くなります。

そしてますますリズム感に自信を失っていく…、
という悪循環に陥っていきます。


と、こういう循環に入ってしまっている人が、
これまたほぼ100%の確率で始める練習法があります。

それは、

『メトロノームにカッチリ合わせる地道な練習』

これがまたつまらない!(笑)

でも、修行僧のごとくこの練習をこなさないと、
私のリズム感は良くならない!
と、これまた勝手に思い込んで、
自ら茨の道に突き進んでいきます。

でも、そんな道を歩き続けられるほど、
心の強くできた人間ならば、
とっくに凄いことになっているので、(爆)
やはりこの道を選んでしまったほとんどの人は、
すぐに挫折して、音楽から離れてしまいます…。

せっかく楽しむために始めた音楽を、
こんな形で止めてしまうのはもったいない!

と言うわけで、
そんなリズムの悪循環に陥りそうな人に向けて、
最高にオススメのリズム感強化法をお伝えします!

それは、
冒頭でもお伝えしたように、
『リズムを鼻歌のメロディとして捉える事』

実は、リズム感が悪いと思っている人の
最大の原因は「リズムが歌えないこと!」

譜面上で表わす事のできる、
機械的、算数的なリズムにばかりにとらわれて、
本来のリズムのおいしいところである
[グルーヴ]が聞こえていない!

というのがよくあるパターンです。

でも、例えばドラムやベースラインを、
まずは聞こえたままに鼻歌で口ずさんでみます。

すると、
譜面的なきっちりカッチリした印象ではなく、
まさに躍動するようなグルーヴ感を
体で感じることができるはず!
(逆に、そのグルーヴが歌えない人は、
かなりメトロノーム練習に
毒されている可能性が高いです!)

そして、まずは楽器ではなく、
口でそのリズムの感じを体現できるところまで、
徹底的に歌いまくります!

ここまでやったらもうこっちのもの。
あとは、頭の中にグルーヴのイメージがあるので、
それを楽器でも表現できるように
練習していけばいいだけ。

この状態になっている人のリズム感を、
悪いと評する人はほとんどいなくなってくるはずです。
(その代わり、個性的なリズムだね!
と言われるようになるはず。)

また、この状態に入ってから、
様々な教則本のリズムパターンや
メトロノーム練習をすると、
さらにリズム感は良くなっていきます!

(要は順番が大事!)


と、言うわけで、
リズムの悪循環に陥りそうな人は、
再度、自分のリズム感に自信を取り戻して頂くために、
鼻歌のススメを参考にしてみて下さいね!

FTJS!

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